レオナルドダヴィンチ展
連休後半の土曜日、久々に美術展を見に行った。
美術展というべきか、レオナルドダヴィンチ展。
メインは、レスター手稿と呼ばれる、天才レオナルドダヴィンチの科学的考察の集大成をまとめた手書きの研究ノート。
いまはマイクロソフトのビルゲイツさんが所有している。
行く前からほぼ予想できていたが、字が読めないので何て書いてるか分からない。
中身は解説に頼るしかないのだが、小さい文字で綿密に書かれた文章と、挿絵がうまい(モナリザの作者だし)ことに感動。
白紙なので行が斜めになっているのを見つけると、ちょっとホッとしたりする。
モナリザは絵画として有名だが、今回の展覧会を見る限りでは、完全に物理学者だ。
天才と言われる所以は、疑うべきもないのだろうが、彼の発見を僕らは小学生のときから学んでいる。
彼の書いた挿絵は、直感的に何をさしているか想像できる。
全部ではないと思うが大半は理科の教科書に載ってるような図。
だから記述内容に関しては、目新しさに対する興奮を感じない。
それは僕には残念な事のような気がした。
発見当時、理解できた瞬間は、知的好奇心で満たされた事だろう。
小さい頃の僕は知的好奇心がおう盛だった。いまでもある方だと思う。
けど、彼の偉業と本質的に違うのは、共有できる知識を作り出す側とそれらの知識を吸収するのみである、ということ。
別に今からでも頑張ればできない事ではない。
すべてが解明できている訳でもないし、発見は続いている。まだまだチャンスはあるかもしれない….
さて、僕の考察はまだまだ続いたのであるが、果たして自分は何をしたいのか?
ふと、というか毎度のように考えてみた。
まだ見えない。
ちょうど今月いっぱいで、同僚が独立開業で退社する。
やりたい事、賭けてみたい事があるのは羨ましい。
決して探すのを怠っているわけではないが、整理できて腑に落ちるようなことは見つからない。
ま、無理矢理見つけないといけない状態に身を置けば、何かしらあたるのかもしれないが、まだ足りない事が多い気がする。
しばらく今の仕事を頑張ろうという気持ちは変わってないが、やりたい事探しの旅は続くだろうなあ。
と、一人の人間がやり遂げた、圧倒的な成果を目の当たりにして、身が引き締まる思いをしたレオナルドダヴィンチ展だった。